新聞の見出しに「松坂、10K」などと出ます。
大リーグではスタンドに「K」のプラカードが並んだりする。
もうおなじみ「K」は「三振」のシンボルです。
これは記録員や野球記者がスコアカードに試合経過を記入するとき「三振」を表わす記号です。
「三振」は英語で「Strike Out」、ならば頭文字の「S」でもいいはずです。
「K」が「三振」を表わすようになった起源は、1861年、ヘンリー・チャドウィックがスコアカードに記録するシステムを考えたとき、とされます。
「S」だと「盗塁=Steal」や「犠打=Sacrifice」などと混同するからとの説が伝わっています。
空振りの三振は 「

」 、見逃しの三振は 「

」 と書いて区別している野球記者が多いようです。