高校野球の泥まみれのユニホームは、それなりのカッコよさがありますが、プロは少しの汚れも無いユニホームが売り物です。
毎日、ナイトゲームが終った後、ユニホームはもちろん、アンダーシャツ、ストッキングまで専門のクリーニング屋さんが徹夜で仕上げて、翌日の試合に間に合わせます。
この洗濯代がなかなか大変。
各球団はそれぞれの業者と契約しますが、1シーズンに1億円というのが相場です。
「何とか合理化できないか?」と12球団共同出資によるクリーニング会社設立の計画が立てられたことがありました。
いろいろ計算したところ、あまり節約にならない、とせっかくのユニークな計画は見送り。
それにしても、ファンに「カッコいい」あるいは「スポーツマンらしい清潔さ」との印象をあたえる、パリッと仕上がったユニホーム。
洗濯代1億円は、影の投資というものです。