野球をやっていない国の人達からも愛されている野球ファッションの最高峰、それがベースボール・キャップ(野球帽子)です。
この世界中で最も人気のある帽子について調べてみましょう。
選手たちが野球帽をかぶるようになったのは1850年代でした。
昔はツバの裏側はグリーンでしたが、今は大リーグの球団もセ・パ全球団もグレーになりました。
なんでも1970年代の半ばに光学研究をしている学者が「色彩が視力に与える影響を研究した結果、グリーンよりグレーがよい」とシンシナチ・レッズにアドバイスしたのがきっかけといいます。
当時のレッズは「ビッグ・レッド・マシーン」といわれた最強チーム。
他のチームもそれにあやかったのですが、ツバの裏をグレーにしたから強くなったのか、強いチームがツバの裏をグレーにしたに過ぎなかったのか。
どちらが先か、難しいところです。